NANS3の進捗と「simutrans哲学」を学問的に見てみた

えーと、風邪で寝込んでいる中書き出しているのでクソ拙いですが許してくだせえ

※この記事は、12/24付投稿である「Simutrans Advent Calendar 2017」の特集です。

今回は、NANS3の現在の進捗、NANSについての感想と、先日横浜でありました「シムトラ学会2」で私が発表した「simutrans哲学」についての2本立てです。

1.NANS3について

NANS3も始まってから1週間と少しが経ちました。では今のところのゲームの様子を見ていきたいと思います。

じゃあまずは自社管内の首都「鶴川」を見てみましょう。

なかなかのカオスっぷりですね。

ちなみに某会の会長の最寄り駅の看板がありますが、某会長はこのNSに参加していらっしゃるので、確実に喧嘩を売っている(((

京阪とTXが接続する世界線。なんとなくワクワクしますね。

都市発展らへんを高度な設定で最大まで引き延ばしているので、都市接続制限があったとはいえ需要は爆発。抜本的な対策を求められる中盤に各社が差し掛かっていますね。

他社線でも、貨物センターは圧巻の規模。こういう開発や作り方をみて、自分で作ってもないのにニヤニヤするのが好きだったりします(お好きじゃない?)

駅名の元ネタ、わかる人いるのかな(;^_^A

看板アドオンは、有志の方が作ってくださっていて、それを当NSでは採用しています。中々の人気度です。

今回はやはり、Takamaro氏(@cacapo2501)がベータテストを兼ねて当NSに提供してくださった「景観線路&架線」での線路敷設や架線敷設がものすごく多く見受けられます。

893の市電は常にプロ。でも都市間輸送がついていけてなくて赤い棒が立っていますね。

今現在建設中の大規模ニュータウンです。完成が楽しみ^^

すっごーーーーい!君はパークを作るのが得意なフレンズなんだね!!!(語彙力)


その他数えきれないほどのネタがありますし、まだまだ空港や高速鉄道など解禁していないor解禁して間もないものもあります。

気になったら観戦だけでも可能ですので、@nain76まで一報ください。

皆様がNSについて興味を持ってくだされば感無量です。

2.simutrans哲学の補足

「simutransは哲学」、というよりも、「simutransは学問」という答えに相応しい考え方ではないかなと自分で突っ込んでみます。(なおシムトラ学会2の発表の方の続きでもあるので見ておくと話を理解するのに楽かも)

simutransを哲学的思考からとらえているのであながち間違いではないのですが、「simutrans」を「遊び」として研究している面では、俗に言う「勉強の反対は遊び」となるのか、そこに問いかけているものであるともいえます。

「simutransは遊びであって遊びじゃない。」じゃあなんでゲームなのに遊びじゃないと思えるのか。

経営できるから?違う

鉄道を走らせられるから?違う

やはり「遊び」の中に「無数の要素」が積み重なっているといえます。

なぜなら、「遊びの文化や成果は実にどれだけのエネルギーを無駄遣いできたか」にかかっているからです。

「遊び」の中で生まれた無数の「成果物や文化」が、今後のsimutransを形成していくに違いはありません。

そして「普段の生活で余ったエネルギー」ですから、数学が得意な人は「数学系の文化を」、都市開発が得意な人は「景観系文化を」、コミュニケーション系の学習をしている人は「これを使ったコミュニケーション企画を」など様々なアプローチが遊びには存在し、そのアプローチに対する知識や技術がプロ並みの人たちが「たまたま」いっぱい集まっただけであると考えられますが、本当にsimutransにはそういう偉大な人たちが「たまたま」集まったのでしょうか?僕は否と考えたい、

否、と答える根拠はないが、なぜなら、「simutrans」には何かしらの「ひきつけられる要素」があると考えるからです。

学問の遊びとして「あらゆる学問的アプローチが目に見える形で行えてかつ成果物や文化ができやすい」というのも、simutransはソースコード公開やアドオン制作が比較的簡単にできるというところで他のゲーム文化の発展より「simutrans」は発展しやすく、かつプロがプロとして活躍できるいわゆる息抜きの意味でそのままの「遊び」の場として成り立っているということです。

自由意思に基づいて行われる遊びですが、アドオンなどがすごいクオリティであったとき、「この人本当にsimutransに人生かけてるな」と思う人がいる。だがそれは「自由意思」に基づいて行っているので、そういう疑問を抱くのなら、一回そういう「学問のプロ」の人にアプローチ(取材)してほしい。それでまた自分は特別な体験ができると思う。

と、ここまでをまとめると

simutransはプロの遊び場であり、学問的に文化を作りやすいので…

「simutransは学問の集大成」

であるといえると思います。(あくまで私の哲学的感性からの見方)

ということで、simutransは哲学であるという一つのアプローチを「学問的思考」で掘り下げてみました。いかがでしたでしょうか?

補足程度なのでここらへんでおいとましますが、皆様にも

「自分のsimutrans道」

というものを持ってsimutransについてふと考えてみていただければと切に願います…

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